Bluetooth®とは
名称 | version | 概要 |
---|---|---|
Bluetooth® classic | 1.0~3.0 | 2.4GHz帯を使用した比較的近距離の無線通信規格。マウスやイヤホン等様々なところで活躍。 |
Bluetooth® Low Energy(BLE) | 4.0~4.2 | IoT向けにより低消費の無線通信規格を統合。 バッテリーでの長時間動作も可能に。 |
5.0 | 4.xからスピード、通信距離を向上。メッシュ通信を構築出来、さらなるIoTへの飛躍へ。 | |
5.1~5.3 | 位置検出機能の強化とBLEでのオーディオ機能に対応。 ※LE Audio対応のモジュールは企画中です。お問い合わせください。 |
classicとLow Energyは互換性がない!?
classicとLow Energyは元々は別規格の為、通信することができません。
classicとLow Energy両方で通信したい場合はデュアルモードのモジュールを使用する必要があります。
弊社のラインナップだとPLDBEITOがそのモジュールです。
PLRBNEITO
Bluetooth®5.0に対応
500kbps以上の通信速度を実現!(弊社実測)
商品名 | PLRBNEITO |
---|---|
メーカー | Suzhou Pairlink Network Technology |
Bluetooth®バージョン | 5.0 |
電波認証取得済み(国内、北米、欧州)
アンテナ | パターンアンテナ |
---|---|
サイズ | 14mm×20.5mm×2.6mm |
- PLRBNEITO
- モジュール寸法図
ダウンロード
ダウンロード | データシート.pdf |
---|---|
インターフェース | UARTコマンド仕様書.pdf |
デモ動画
アプリケーション例
- デジタルカメラ
- プロジェクタ
- プリントシール機
- インターホン
スマホと簡単に画像を通信させたい用途にお薦めです!
今までの4.xでは低消費を意識しすぎてデータ量が小さいものしか通信できませんでした。
5.0からは送れるデータ量も通信スピードもUP!!画像データも取り扱える様になりました。
Bluetooth®ならスマホ側の設定もWi-Fiより複雑でないので気軽に通信を実現できます。
システム構成例
評価用キット
評価用キットデータシート
PLRBNEITO評価ボード使用方法
PLTBEITO
Bluetooth®5.0に対応
メッシュネットワーク対応(SIG mesh/独自メッシュ)
→ 独自メッシュとは
商品名 | PLTBEITO |
---|---|
メーカー | Suzhou Pairlink Network Technology |
Bluetooth®バージョン | 5.0 |
電波認証取得済み(国内、北米、欧州)
アンテナ | チップアンテナ(PLTBEITO) |
---|---|
サイズ | 14mm×20.5mm×2.6mm |
- PLTBEITO
- モジュール寸法図
ダウンロード
データシート | データシート.pdf |
---|---|
インターフェース | 独自メッシュ_UARTコマンド仕様書.pdf |
SIGmesh_UARTコマンド仕様書.pdf | |
シングルモード_UARTコマンド仕様書.pdf |
デモ動画
アプリケーション例
メッシュ通信を利用してスマホから家電をポチッと!
メッシュ通信を構築すると電気のON/OFFやタイマー&温度設定がどこからでも可能です。
決済システムをBluetooth®で構築。
オーダー用のタブレットとメッシュを組めばお店の決済システムが完成します!
5.0だからこそのメッシュ通信と通信速度を活かしたスピードでレシート印刷もカード決済もできます。
現在普及のPCはメッシュ通信まで対応している製品はほぼありません。
PLTBEITOを使用した製品と接続することでメッシュ通信の環境を構築することができます。
プリンターへ画像の共有など簡単に複数人と情報の共有が可能となります。
システム構成例
独自メッシュとは
Pairlink独自のネットワーク機能です。
ネットワークID、PW情報があれば参加可能なので
ネットワークの拡張、複数のコントローラ(スマホ)制御が容易なのが特長です。
また、通信ルートの確認ができることも特長です。
SIG mesh | 独自メッシュ | |
---|---|---|
ノード数 | 32767 | 200 |
ネットワーク型 | メッシュ型 | ツリー型(自動構築) |
規格 | Bluetooth® SIG規格 | 独自プロトコル |
セキュリティ | 高 | 中 |
設定、デバイス追加 | 複雑 | 容易 |
評価用キット
評価用キットデータシート
PLTBEITO評価ボード使用方法
PLDBEITO
Bluetooth®5.0 + Classic(EDR)に対応
超小型
商品名 | PLDBEITO |
---|---|
メーカー | Suzhou Pairlink Network Technology |
Bluetooth®バージョン | 5.0 + EDR |
対応プロトコル | GATT,MIDI,A2DP/GATT,SPP,IAP2 |
電波認証取得済み(国内、北米、欧州)
アンテナ | チップアンテナ |
---|---|
サイズ | 11mm×16.8mm×2.6mm |
- PLDBEITO
- モジュール寸法図
ダウンロード
データシート | データシート.pdf |
---|---|
インターフェース | UARTコマンド仕様書.pdf |
デモ動画
アプリケーション例
classicとLow Energyどちらとも通信が可能です。
classicは音を扱うプロファイルが用意されていますので音楽やハンズフリーを実現できます。
評価用キット
評価用キットデータシート
PLDBEITO使用方法
FAQ
-
-
-
A
20.5mm x 14.0mm x 2.60mmです。
-
A
可能です。
温度プロファイルはデータシートに記載しています。 -
A
データシートに記載しています。
-
A
パターンアンテナです。
-
A
基板上のパターンでアンテナを形成しています。
-
A
変更できません。
-
A
データシートに記載しております。
-
-
-
A
バージョン5.0です。
-
A
対応していません。
メッシュ機能はPLTBEITOで対応しています。 -
A
対応していません。
音声データはBluetooth®3.0以前の規格で通信しています。 -
A
Bluetooth®4.0以降(LE)に対応している端末であれば通信できます。
-
A
Bluetooth®4.0以降(LE)に対応している端末であれば通信できます。
-
-
-
A
UARTです。
-
-
-
A
国内、北米(FCC、IC)、欧州(CE)の認証を取得しています。
-
A
PLRBNEITOが取得しており認証が最終製品にも適応されますので必要ありません。
-
A
原則Bluetooth4.0以降(LE規格)はMFiプログラムの対象外です。
詳細はMfiプログラムのWebページをご確認ください。
-
-
-
-
-
A
Cypress社のCYW20735です。
-
A
coretexM4です。
-
A
23.0mm x 14.0mm x 2.60mmです。
-
A
チップアンテナバージョンと外付アンテナバージョンを用意しています。
-
A
ソフトウェア実装済みですのでそのままご使用いただけます。
-
A
可能です。SDKは無償です。
-
A
可能です。
温度プロファイルはデータシートに記載しています。 -
A
データシートに記載しております。
-
A
2.70~3.60Vです。
-
A
いいえ。
Bluetooth5.0のメッシュと独自メッシュは別のソフトウェアです。 -
A
-30~85℃です。
-
A
いいえ。
コマンドを発行してDiscoverable modeに移行してください。 -
A
メッシュの設定が可能なモードです。
この状態でスマートフォンでアクセスしメッシュの設定を行います。 -
A
Discoverable modeを有効にするコマンドを発行してください。
-
A
時間経過で自動で解除されます。
Discoverable modeを有効にするコマンドで有効時間を設定します。 -
A
1~255秒の範囲で設定できます。
-
A
はい。
Discoverable modeが有効になった際にイベントコマンドが発行されます。 -
A
はい。
Discoverable modeが解除された際にイベントコマンドが発行されます。 -
A
送信データにChannelが設定されています。
受信側はChannel毎にデータを受信する/しないを選択できます。 -
A
32Channelです。
-
A
送信コマンドのデータ部の5Byte目でChannel設定してください。
-
A
受信Channel設定用のコマンドで設定してください。
-
A
受信するChannelのビットを1に設定してください。
ビットの並びはリトルエンディアンです。例は以下の通りです。
01000000→ Channel0を受信
0000000F→ Channel24~27を受信 -
A
受信Channel設定が優先されます。
自分宛のアドレスのデータでも受信しないChannelのデータは受信しません。 -
A
受信Channel設定が優先されます。
ブロードキャストデータでも受信しないChannelのデータは受信しません。 -
A
どのChannelも受信しない設定になっています。
受信Channel設定コマンドで設定をお願いします。 -
A
リセットで初期化されます。
受信Channel設定コマンドで再設定をお願いします。 -
A
電源断で初期化されます。
受信Channel設定コマンドで再設定をお願いします。 -
A
PLTBEITOの独自メッシュ対応のソフトウェアが各ノードに割り当てるアドレスです。
-
A
受信イベントのコマンドのデータ部の2~5Byte目が送信元のアドレスです。
-
A
Virtualアドレスです。
-
A
Virtualアドレスを指定してください。
-
A
いいえ。
Virtualアドレスは固定ではありません。 -
A
メッシュのノード数に変化がない間はVirtualアドレスは変わりません。
-
A
メッシュのノード数が減った場合はVirtualアドレスが変わる可能性があります。
-
A
一度メッシュから切断した後、再接続した場合はVirtualアドレスが変わる可能性があります。
-
A
メッシュのノード数が増えた場合はVirtualアドレスが変わる可能性があります。
-
A
BDアドレスは固定ですのでVirtualアドレスとBDアドレスを紐付けしてください。
-
A
BDアドレス取得するコマンドで確認してください。
-
A
メッシュのノード数が変わった際にメッシュステータスのイベントコマンドが発行されます。このコマンドで確認できます。
-
A
メッシュのノード数が変わった際にメッシュステータスのイベントコマンドが発行されます。このコマンドで確認できます。
-
A
はい。
コマンド通信しているPLTBEITOを含んでいる数です。
ただし、メッシュに参加していない場合は0になります。 -
A
いいえ。
スマートフォンは含まれません。 -
A
Typeが0の場合、スマートフォンからメッシュの設定がされたことを意味しています。
Typeが1の場合、メッシュが有効な事を意味しています。 -
A
いいえ。
コマンドでは設定できません。スマートフォンから設定してください。 -
A
はい。
スマートフォンで設定できます。 -
A
はい。
リセットが入った場合でも値は保存されています。 -
A
はい。
電源断の場合でも値は保存されています。 -
A
はい。
メッシュステータスのイベントコマンドが発行されます。 -
A
いいえ。
コマンドでは設定できません。スマートフォンから設定してください。 -
A
はい。
スマートフォンで設定できます。 -
A
はい。
リセットが入った場合でも値は保存されています。 -
A
はい。
電源断の場合でも値は保存されています。 -
A
はい。
メッシュステータスのイベントコマンドが発行されます。 -
A
4桁です。
-
A
使用できません。数字のみ使用できます。
-
A
10進数です。
-
A
4桁です。
-
A
使用できます。
-
A
どちらも使用できます。
-
A
特に設定は必要ありません。
-
A
はい。
マートフォンからメッシュの設定がされた際にメッシュステータスのイベントコマンドが発行されます。このコマンドで確認できます。 -
A
スマートフォンから新しくメッシュの設定がされたことを意味しています。
-
A
スマートフォンからメッシュの設定がされましたが、前回と同じ設定がされたことを意味しています。
-
A
はい。
ブロードキャスト送信ではスマートフォンにもデータ送信します。 -
A
はい。
スマートフォンにもVirtualアドレスが設定されます。 -
A
一度メッシュから切断した後、再接続した場合はVirtualアドレスが変わる可能性があります。
-
A
いいえ。
メッシュのノード数にスマートフォンは含まれませんのでメッシュステータスのイベントコマンドは発行されません。 -
A
いいえ。
メッシュのノード数にスマートフォンは含まれませんのでメッシュステータスのイベントコマンドは発行されません。 -
A
スマートフォンがメッシュに接続していると考えられます。スマートフォンはメッシュステータスのイベントコマンドのノード数に含まれません。
-
A
いいえ。自動で値が割り当てられます。
-
A
いいえ。コマンドでは設定できません。ネットワーク構築時に自動で割り当てられます。
-
A
いいえ。スマートフォンでは設定できません。ネットワーク構築時に自動で割り当てられます。
-
A
はい。スマートフォンで設定を行うため必要です。
-
A
必要ありません。Discoverable modeに移行すればメッシュの再設定を行えます。
-
A
確認可能です。ルート確認用のコマンドを用意しています。
-
A
受信イベントのコマンドのデータ部の前半2Byteが送信元のアドレスです。
-
-
-
A
対応しています。
Pairlink独自のネットワーク機能
独自メッシュにも対応しています。 -
A
対応しています。
-
A
対応していません。
-
A
Pairlink独自のネットワーク機能です。
BLE通信複数で構築したクラスタツリー型のネットワークです。 -
A
同時には使用できません。
-
A
メッシュを構築するデバイス1つ1つの事です。
-
A
独自メッシュ対応製品が必要です。
スマートフォンの場合はアプリでの対応になります。 -
A
同じネットワークID、パスワードが設定されていると自動でネットワークが構築されます。
SIGメッシュより簡易です。 -
A
自動でネットワークが再構成されます。
-
A
200台までです。
-
A
可能です。
-
A
可能です。
-
A
いいえ。
通信はスマートフォンを接続していなくても可能です。
-
-
-
A
UARTです。
-
A
以下の通りです。
データ長:8bit、ストップビット:1bit、パリティビット:なし -
A
以下の通りです。
H:ヘッダ(0x77固定)、T:パケットタイプ、L:データ長(O+P)、O:オペレーションコード、P:データ、C:チェックサム -
A
H、T、L、O、P各バイトの値をXor(排他的論理和)して算出してください。
-
-
-
A
国内、北米(FCC、IC)、欧州(CE)の認証を取得しています。
-
A
原則Bluetooth4.0以降(LE規格)はMFiプログラムの対象外です。
詳細はMfiプログラムのWebページをご確認ください。
-
-
-
-
-
A
Cypress社のCYW20706A2です。
-
A
Classic(A2DP、SPP)BLE(GATT、MIDI)のソフトウェアが実装されています。上記以外の対応にはソフトウェアの開発が必要です。
-
A
可能です。SDK(ソフトウェア開発キット)は無償です。
-
A
16.8mm x 11.0mm x 2.60mmです。
-
A
3.00~3.60Vです。
-
A
チップアンテナです。
-
-
-
A
バージョン5.0(BLE)とClassic EDRです。
-
A
対応していません。メッシュ機能はPLTBEITOで対応しています。
-
A
対応していません。2MPHYはPLTBEITOで対応しています。
-
A
通信仕様が異なるため通信できません。
-
A
BLEはNokiaによって制定された「Wibree」という仕様がBluetooth SIGに引き継がれ、Bluetooth 4.0に追加された仕様です。
そのためBluetooth3.0以前(Classic)とは互換性がなく通信することができません。 -
A
PLDBEITOはどちらとも通信可能です。BLEとClassicどちらとも対応している製品はデュアルモードと呼ばれています。
-
A
通信可能です。Bluetooth4.0以降の製品とはBLE、Bluetooth3.0以前の製品とはClassicで通信します。
-
A
Bluetooth4.x規格で通信します。Bluetooth4.x同士の通信と同様の速度になります。
-
A
通信相手がBluetooth Classic(3.0以前)に対応している場合、Classicで通信することによりBluetooth4.xより高速に通信可能です。
-
A
Classicの方が高速で通信可能です。
-
A
BLEの方が低消費で通信可能です。
-
A
いいえ。Bluetooth Classicはお互いが対応しているプロファイルのみで通信する事が可能です。
-
A
対応しています。現在受信側のみの対応です。送信側が必要な場合ご連絡ください。
-
A
対応しています。
-
A
対応していません。現在受信側のみの対応です。送信側が必要な場合ご連絡ください。
-
A
オーディオ通信用のプロファイルです。送信側と受信側があります。
-
A
スマートフォンや、スピーカ、イヤホン等に使用されています。
-
-
-
A
UARTです。
-
A
変更可能です。最小9600bps、最大3Mbpsです。
-
A
115200bpsです。
-
A
データ長:8bit、ストップビット:1bit、パリティビット:なしです。
-
-
-
A
国内、北米(FCC、IC)、欧州(CE)の認証を取得しています。
-
A
PLDBEITOが取得しており認証が最終製品にも適応されますので必要ありません。
-
A
取得しています。
-
A
ご使用のプロファイルによります。原則Bluetooth4.0以降(LE規格)、A2DPプロファイルはMFiプログラムの対象外です。詳細はMfi プログラムのWebページをご確認ください。
-
A
必要です。MFiチップとの通信に対応しています。MFiチップはご用意ください。
-
A
原則A2DPプロファイルはMFiプログラムの対象外です。詳細はMfi プログラムのWebページをご確認ください。
-
A
原則Bluetooth4.0以降(LE規格)はMFiプログラムの対象外です。詳細はMfi プログラムのWebページをご確認ください。
-
A
対応しています。MFiチップはご用意ください。
-
-
- ※ Bluetooth®は、Bluetooth SIG,Inc.の登録商標です。
- ※ Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。